プロローグ
可愛いよりもカッコいいが好き。
外観、内装を白と黒で潔く統一。
注文住宅は間取りだけでなく、色や素材も自由に選ぶことが出来るんです。
建築家のアイデアに、ご夫婦の好きなテイストが加わって、潔くカッコいい住まいが完成しました。
お家の中に畳の部屋を設けたかったという奥様。
建築家の矢橋先生からは「畳室、本当に必要ですか?」と聞かれたそう。
畳室で何がしたいのかを考えた結果「個室でなくてもいいよね」という答えに至り、リビングの一角に畳スペースを設けるプランになりました。
結果リビングを広くとることが出来ました。
「個室になっていない方が、子供がお昼寝しているとき常に目が届いて安心できます。」と奥様。
ロールスクリーンで一時的に仕切る他、将来は、壁を設けて個室へと変更することも可能です。
リビング上部は大きな吹き抜けとなっています。
吹抜け2階部分(南側)に大きなフィックス窓(※開かない窓)を設け、明るい光を住まい全体に取り込みます。
広めに設けた脱衣場にメリハリをつくる白と黒の洗面がカッコいい。
まるでホテルにいるような空間に仕上がりました。
ランドリールームは遊び心を取り入れすてストライプ柄のクロスを使用。
輸入クロスを使用しています。家族以外は見ることのない空間かもしれませんが、よく使う場所をこだわって作ることで、普段の生活が豊かなものになりそうです。
アイロンがけもできるよう、棚も設けました。
リネンを収納したり、着替えを置いておけてとても便利。
お家を建てるとき、叶うならば欲しかったものが2つありました。
「洗濯物を干すためのバルコニーと室内干しができるランドリールーム」です。「欲張りですよね。」と奥様。
他にも明るいリビング、使いやすいキッチン。トイレは2つなど・・・いろいろあったので、建築家の先生からは「室内干しのスペースは確保できそうです。でも、バルコニーは…できたら付けますね…」と言われていたので半分はあきらめていたんです。なのでプランが上がってきたときの喜びは忘れられません。
「バルコニーと室内干しのできるランドリールーム」両方、叶えてくださいました。
玄関を入ると横長に土間が伸び、その左右どちらからでもお家に上がれるような設計になっています。
玄関を入り右手側は、キッチン、脱衣、お風呂のある水回り側へ、
左手側は、リビング中央へと抜けられる。
初めてプランを見たときは、その斬新さに戸惑ったとそう。
「出入口2つも必要かな?って正直思いましたが、住んでみて改めてこのプランでよかった!と思いました。日用品の買い物にコストコを利用するのですが、以前住んでいた賃貸では、玄関まで運んだたくさんの荷物をまたぐように家の中に入っていたんです。今は、収納のある(※上記写真正面)側にドサッと荷物を置いて反対側から出入りできるのでとても便利です。朝の忙しい時間帯にも玄関が混み合わず、子供を座らせて靴を履かせたりするもの楽に行えるのでとても満足しています。」と嬉しいコメントをいただきました。
家族全員の靴の収納の他、外用の遊び道具や自転車、ベビーカーもおいておけるよう広めに作られています。
白く清潔感のあるクロスを基調に。
階段のフレームは迷わず黒を。室内もバルコニーも手すりは全て黒で合わせています。
収納扉は全て白で、取っ手部分の金具は黒にしました。
トイレットペーパーホルダー、洗面台も白黒。
白黒の外観を引き締めるのは、黒いポストと表札のついたモルタルの門柱。
家づくりを検討し始めてから、実際にお家を建てるまで以外にも時間がかからなかったというO様。
R+houseとの出会いは、柏にて開催されていた「賢い家づくり勉強会」だったそう。
柏にあるモデルハウスを見に行って、自分たちのイメージに近かったこともありR+houseに決めた。
資金計画でも、親身に相談に乗ってくれて「いくらまでを住宅資金としてみればいいのか」を知り、自分たちのモノサシができたので不安が解消されました。
家づくりを進めていく中で、もう少しいいキッチンにしても大丈夫そうだよ。とか、庭はここまでなら出来そうだなとか、家族で話し合えたのも、初めに決めた予算の基準があったからだと思います。
満足のいくお家づくりが出来ました。
とお話ししてくださいました。
インタビューさせていただいた日は、9月初め頃、ちょうど3ヵ月点検の日で、監督と一緒に訪問させていただきました。
「今年の7月は、暑かったのですが、実はエアコンは2、3回しか使っていないんですよ。8月に入ってからやっとエアコンを稼働させ始めました。」とお話ししてくれて、建築家の先生のプランをカタチにすることも重要ですが、性能の良いお家を建てる技術部分を監理している吉留も、とても嬉しそうでした。
インタビューにも快く応じて下さり感謝申し上げます。
O様、誠にありがとうございます!
O様邸のプランをした
矢橋 徹先生 (やばし とおる)
アトリエ建築家は条件が悪そうな環境でも、それを最大限活かし 「この土地に決めて良かった」 と言ってしまうような、最高のパフォーマンスを行います。
矢橋先生もすべての自分のプランニングしたお家に対して、引き渡すのが名残惜しい「自分が住みたい」と思うそうです。