皆様こんにちは!!
R+house(アールプラスハウス)守谷・柏店 住宅アドバイザー湯口です。
暑い日々が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか??
僕は先日、お盆休みを3日間頂いたので、静岡の実家に帰省いたしました。
ほぼとんぼ返りの帰省にはなりましたが、家族や友人とゆっくりと過ごすことができました!!
時々ブログで今住んでいる賃貸の悲惨さを綴っておりますが、
今日は、僕の実家(築15年の戸建住宅)のリアルな現状を綴ろうと思います。
僕の実家は、15年前に、建築条件付きの土地に、
規格型住宅(セミオーダー)を建てたお家になります。
この業界に入ってから、自分の実家をチェックしたことはなかったのですが、
興味本位で、軽い気持ちでチェックしてみることにしました。
まずは外壁からチェックしてみました。
外壁材は様々な種類があることは皆様もご存じだと思いますが、
我が家の外壁材は、「窯業系サイディング」です。
ちなみに、日本の住宅で使用されている外壁材は大きく分けて6種類ほど在り、
窯業系サイディングはその中で、最もポピュラーな外壁材です。
参考までに、ネットで見つけましたので↓↓
窯業系サイディングは、施工方法によって、メンテナンス期間が大幅に変わります。
釘打ちや、ひっかけ等、いくつかの施工方法がある中で、
我が家は、、、
釘打ちでした。
写真はイメージ写真にはなりますが、
本当にこのような状態になっていました。
釘打ちの施工方法としては、
一定のスパンで、外壁材の外側から釘を打って固定する施工方法です。
雨水により、釘が錆び、その錆が伝わっていき、
次第に、外壁にひびが入っていきます。
さらにここから雨水が侵入していき、、、
考えるだけでも恐ろしいです。
ちなみに、外壁の張替えは、材料代や人工に加え、足場を組む必要があるので、
メンテナンス費用がとても高いです。
我が家も数年後に張替えが必要と考えると、すごく悲しい気持ちになります。
次は断熱材をチェックしてみました。
壁を破壊して中を確認するわけにもいかないので、
ユニットバスの天井点検口を開け、チェックしました。
断熱材の種類は、、、
ロックウールでした。
↑写真はイメージ写真ですが、我が家の場合、天井部分にも、ロックウールが充填されていました。
「充填されていた」だとお伝えの仕方が間違っていました。
「断熱材はあるのだが、重力により垂れ下がっている」
状態になっていました。
↓がもっとぐちゃぐちゃなった感じです。(言葉足らずですみません)
壁の中がどうなっているのか心配でたまりません。
恐らく、あと15年後くらいに、不意に壁紙にカビが発生する予感がしております。
ちなみに、壁紙にカビが発生すると、
その奥側ではこのような現象が起きていることでしょう(少しオーバーな写真ですが)
ご参考までに、主要な断熱材の種類一覧の図を貼っておきます。
↓
軽い気持ちでチェックした我が家ですが、
正直ショックを受けました笑
念願のマイホームを手に入れ、
10年後、20年後に後悔するようなことは、皆様にはしていただきたくありません。
住宅を購入する際に、
何を基準にしたら良いのかモノサシをお持ちでしょうか?!
恐らく、多くの方が、
金額や、おしゃれなキッチンが導入できるかどうか、営業マンとの相性
等で、住宅会社を選ばれていると思います。
もちろん、それらのことはとても大切ではありますが、
「家の性能」
に目を向けていくことを推奨させて頂きます。
性能の良い家に住み、快適で健康でメンテナンスコストのかかりにくい家に、
次の次の世代まで住み続ける。
そんなお家づくりができたら素敵だと思います。
今週はこの辺で!!