こんにちは、R+house(アールプラスハウス)守谷・柏・古河 技術部吉留です
桜の花も少しづつ散り始めてきました
散った花びらもきれいなピンクのじゅうたんになっている小道もあります
今回は 現在工務全員「木造住宅防水施工管理士養成学校」で受講している
内容の一部について少しお話します
防水と聞いてベランダと思われる方が多いと思いますが
ここで学んでいる防水は、外壁の防水について学んでいます
外壁の防水?? と思われる方も多いと思います
外壁材が張ってあるから それが防水では?と
これが違うんです!!
外壁材自体は 外壁材の構造上 実は水が入ってしまうんです
もちろん通常の雨程度では入る事は無いんですが
大雨や強風、シーリングの劣化などによりどうしても雨が侵入してきます
そこで 2次防水として外壁の下に防水シートと呼ばれる物を必ず張ります
外壁の裏面と防水シートの間に通気層と呼ばれる空間が空けてあります
その通気層を通って中に入った水を排出する構造になっています
防水シートは様々な種類が有りますが、弊社では耐久性の高いデュポン社製の
「タイベック®シルバー」を標準採用しています
デュポンと聞いて聞いたことが有る方もいると思いますが
フライパンなどテフロン加工を得意している会社です
ここ数年 頻繁にTVなどで ほとんどの人が目にしている
(東日本大震災福島原発除染関連、コロナ感染症対応)
などの防護服もタイベックを使用している物が活躍しています
防水シートの特性として 水は通さないが水蒸気は通すという
???な 特殊な性能を持っています
防水だけなら水を通さないビニール製の性質でも構わない気がしますが
実は 建物壁内は湿気が蓄積されています
柱などの構造物から出る木が含んだ水分、
室内の湿気が移動して壁内へ移行した水分など溜まっているんです
完全にふさがれてしまっては水分の逃げ道が無くなり やがて壁の中で
結露(水滴)となって 柱を腐らせたり断熱性能を落としたりと
色々な弊害が発生します
雨漏りではないが 見えない雨漏りしている状況です
防水シートには タイベック® とタイベック®シルバーが有るんですが
違いは 遮熱仕様かどうかという事です
遮熱の話しはまた今度です
吉留でした
〇日時
4/17(土)限定!
〇場所
古河住宅公園内
茨城県古河市旭町1-18-35
〇内容
「森の邸宅」こと古河のモデルハウスが
ついにOPEN致します!
17日は限定20組様限定のご見学となっているので
是非お早めにご予約ください!!