皆様こんにちは!!
R+house(アールプラスハウス)守谷・柏店 住宅アドバイザー湯口です!!
ヒートテックが手放せない季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日のブログでは、
「平屋住宅」
に関して書きたいと思います。
平屋建てという住宅の建て方が、数年前から注目され始めており、
きっかけが何だったのか明確ではないのですが、
その後、平屋建ては爆発的なブームと言うより、
ジワジワと浸透する形で、今や若い方世代にも人気の住まい方の一つとして定着おります!
それは、弊社でも平屋のご相談が以前よりも増えてきた事からも実感しております!
住宅における平屋とは、階層が1階層の建物の造りを指します。
つまり、1階建ての建物です。
2階建以上の建物と比べ構造を単純化できる分、耐震面が有利であったり、
垂直方向の移動がないので平面計画がやりやすかったり、
住まい手の身体的な負担を軽減できるなど、平屋ならではの特徴があります。
同じ面積の建物であれば、2階建以上の住宅より平屋建の方が広い面積の土地が必要なことから、
地価の高い地域では平屋を高級住宅と位置付ける傾向もあります。
平屋はワンフロアで生活が完結するように考えられているので、
そのため、段差がない状態を実現しやすいのが特徴的です。
若くて健康な時期には気にならない部分ですが、一生のことを考えると、
もともと段差が少なくバリアフリー化に対応しやすいというのは、平屋のメリットといえます。
お子さんが巣立ち、セカンドライフをご夫婦だけで過ごすことになったとき、
考えなくてはならないのがバリアフリーです。
「健康な限りわが家で過ごしたい」「終の棲家としても考えておきたい」という方には、
このバリアフリーまで含んだトータルコストについて考えておくのが大切です。
また、二階への行き来がなく、部屋ごとの距離が短いので、
家事・生活動線がコンパクトになり、家の中での移動にかかる時間や労力が減らせるので、
生活しやすいという特徴があります。
他にも子どもはもちろん、自分が高齢になったときなど、
階段での転倒が心配なケースもたくさんありますが、
階段やちょっとした段差での転倒が大怪我につながるケースもあります。
移動が楽で、なおかつそれに伴う怪我のリスクも減らせるというのは、
毎日のことを考えると重要なメリットです。
近年、大きな自然災害が続いていることもあり、皆様も気になるところだと思います。
平屋は構造がシンプルになる場合が多く、重量も軽くなる傾向にあります。
耐震性を考える上では重量による影響度も大きく、
重量が軽い平屋は構造的な安定のしやすさもメリットのひとつといえます。
一方で、平屋は様々な工夫をしなければいけないという点があります。
平屋は、同じ坪数を確保する場合、2階建てを建てるよりも広い敷地が必要になります。
また基礎や屋根などもすべて2倍必要なので、
どうしても2階建ての家よりもコストが高くなってしまいます。
また2階建てなら2階にベランダやバルコニーを設置したり、
吹き抜けに窓を設けたりすることで、日当たりを十分に確保できるのですが、
しかし周囲を2階建ての家やマンションに囲まれた土地に、
日当たりを考えずに平屋を建てれば、一日中光の差さない暗い家になりかねません。
平屋を建てる場合は、2階建ての家を建てるよりも、
費用
広くて日当たりを熟慮した土地
日当たりを無駄にしない設計
などの工夫が必要になります。
平屋を検討されている方、
是非このブログが参考になれば幸いです!
今週はこの辺で!
湯口